「Google翻訳を使った翻訳」のチェック依頼が来た!

前回の「変なチェックつながり」でもう1つ、Google翻訳に関係する件についても書いておこうと思います。

昨年の記事「Google翻訳をどの程度使っていますか?」で書いた通り、密かにGoogleチェックを使って訳す作業が行われている気配があったのですが、ついにきました、「Google翻訳を使った下訳」のチェック依頼が!!

私がフリーランス翻訳者だったら絶対引き受けないと思いますが、時間をかけて作業をした方がいることを考えると中身を見ずに一蹴するわけにもいかず、ひとまず引き受けることにしました。
どんなレベルの翻訳が出来上がったのか、興味もありましたしね。

出した側も「あくまでも下訳だから、使えないと思ったら全部やり直してしまってOK」と言っていたくらいなので(たぶん、Google翻訳がどこまで使えるのかを見てみたかった?)、ある意味気が楽でした。

結果は?

結果はどうだったのか?
一言でいうなら、とりあえず訳した「ザ・下訳!」といった感じでした。

タイトルの文体は場所によってまちまち、UIの表記も適当な訳が入っている、その他、アラ探しをしたらキリがない

ただ、Google翻訳、ここまでできるのか!と驚いたのも事実です。
もしかしたら、文法がアヤシイ人が書く英文よりは良いかも?!と思える文もあったし、もちろん、手直しの必要がない文も確かにありました。

いろいろな意味で、ちょっと面白かったです。

でも、やっぱりGoogle訳はGoogle訳。
前後の文章とのつながり、書き手が何を伝えたいのか(たとえ取説であったとしても)、スタイルやUIといった取説の表記(どういうスタイルを選ぶかとか)など、人間が判断しながら翻訳する必要があるところはかなり厳しい状態でしたね。

私たちが進めていた翻訳と激しくかけ離れたものになっていたので、 結局は全文翻訳し直しをすることになり、私としてはとても安心したのでした。

先日出席した「翻訳者視点で機械翻訳を語る会」に思いを巡らせつついろいろ書いていたらなんだかまとまりがなくなってしまったので、そちらについては後日また改めてアップしたいと思います。