英語の教科書の今と昔

娘(中1)の英語の教科書がリビングに置きっぱなしになっていたのでパラパラとめくってみたのですが、私が習った時代の英語とはいろいろ違うところがあってびっくりしました。(今更騒ぐことではないかもしれませんが・・・。)

教科書は、三省堂の『NEW CROWN』です。

違っている点

tooの前にカンマが入っていない。

私が中学生の時は、tooの前には必ずカンマを入れるように言われ、カンマが抜けていたら原点対象でした、たしか。

早速手持ちのPASORAMAで調べてみたところ、
『ランダムハウス英和大辞典』にはカンマ付きの例文は載っていませんでした。

『ロングマン英和辞典』には、こんな記載がありました。
tooが文末にくる場合、コンマをつける場合もあるが省略されることのほうが多い。

『ジーニアス英和大辞典』には、以下のような記載がありましあ。
tooの前後のコンマは意味のあいまいさがなければつけなくてもよいが(略)

私、今でもこのカンマ、必ず入れています・・。

Mr./Mrs./Ms.にピリオドがついていない。

へええ。

私の時は、ピリオドは必須で、ピリオドがついていないとやはり減点対象でした。

私、今でもこのピリオド、必ず入れています・・。

「毎週〇曜日」が複数形で表現されている

私の時代は「毎週〇曜日」といえば、every Mondayのように、every +曜日の単数だったなあ。


いろいろ検索していたら、『NEW CROWN』のサイトにこんな記載がありました。

Q: MrやMrsのピリオドがついていないのはなぜですか。また,tooの前などにコンマがないのはなぜですか。

A: NEW CROWNでは,生徒の学習上の負担の軽減という点で,できるだけ学びやすい方で表記しています。たとえば,イギリス英語では,Mister = Mrのように,つづりの最後の文字を残している略字にはピリオドを付けないルールがあり,イギリスで発行されている新聞や書籍ではピリオドがついていません。MrやMrsにはついて,Missにはつかない点,文末のピリオドと混合する恐れもあることから,省略記号(.)をつけない表記にしています。もちろん,アメリカ式のようにピリオドをつけることはできます。どちらかに統一して使うようにご指導いただけたらと思います。
また,tooやthenの前のコンマは,英米ともに両方の用法が見られます。学習上の負担を少しでも軽くするということを考えて,省略記号やコンマをつけない用法に統一しました。

娘たちは教科書の記載通り、tooの前はカンマなし、Mr/Mrs/Msにはピリオドなし統一しているらしく、ありの表記があることは聞いていないらしい。(忘れてるだけかも?)

理由が「負担を軽くするため」というのは何だかおかしな気もしますが、今はまあ、そういう表記になっているんですね~。

それにしても、教科書がとにかく分厚い。
私はゆとり教育より前の世代ですが、英語の教科書は今の半分くらいの厚さだったような記憶があります。

内容もその分濃いようで、リスニングやスピーキングにもかなり力を入れているようですね。うらやましい限りです。

私の時代の教科書英語と今の教科書英語では、他にも違いがありそうですね。


少し話はそれるのですが、そういえば昔はif not = unlessと習い、相互の書き換えがテストに出た記憶があります。

実は、翻訳をするようになってから初めて「if not = unless」ではないことを知りました。

今もif not = unlessと教えられているのでしょうか?中2、中3の教科書も毎年読んでみようと思います。

他にも、Look at the boy running in the park.とかThis is the book written by him.といった例文が強烈に頭に残っているせいか、現在分詞や過去分詞で修飾される名詞は「分詞によって限定されている=冠詞は必ずthe」だと、長い間思い込んでいたりもしました。

同様に、関係代名詞の例文では先行詞が必ずtheだったせいか、やはり翻訳に関わるまでは先行詞は必ずtheが付くものだと思っていたりもしました。

思い込みを修正するのってなかなか難しいものです。
大学受験がおわるまでにかなりの文法知識を身に付けたつもりでしたが、翻訳を始めてから文法を学びなおしたときに、こういった思い込みがちょこちょこあって驚いたものです。

なんだかまとまりのない文になってしまいましたので、そろそろこの辺でおしまいにします。

それではみなさん、良い週末を。