英借文と翻訳力

慣れてきた取説や技術文書であれば、これまで蓄積されてきたいろいろな表現や言い回しが割とスムーズに候補に挙がるため、ある程度のペースで訳文が作れるようになってきました。

でも、分野が変われば初心者だということを、このところ痛感しています。

まずは翻訳対象の内容についてを調べ、次には英語の用語、言い回しなど時間をかけて調べて回り、ようやく訳文ができあがるという。
まあ、これまでその分野の文書を全く読んでこなかったわけですから当然といえば当然なのですが。

最近、和訳・英訳共に、医療分野の翻訳に取り組む機会があるのですが、原文が和文であっても英文であっても、未知の内容ばかりです。

最初は「こんなの訳せるのか?!」と思うのですが、いろいろ調べものをしていくうちにそれなりに形になってくるのがとても楽しいです。

そんな私の、「訳文完成までの流れ」は、こんな感じです。

  1. まずは関連の内容調査をする。
  2. 似たような内容の文章を軽く探して、用語を確認、言い回しで使えそうなものがあるかどうかも含め、とにかくあちこち調べもの。
  3. 1.と2.の要素を使って、まずは自分なりに訳文を作ってみる。
  4. 選んだ用語や言い回しが、世の中で使われているかどうかを部分的に調べる。
    ⇒Googleでヒット数がそれなりにあれば、受け入れられているものとする。
  5. とりあえず一晩(または数日)文章を寝かせる。
  6. 気分新たにもう一度訳文を読み直して、おかしなところを直す。
  7. 5.と6.を可能な限り繰り返す。(←お仕事だったら何度も繰り返すのは難しい・・・。)

これで完成。

少量の文なのに、とんでもなく時間がかかります。

これまで出来上がった訳文は、翻訳、というよりもまだまだ英借文という感覚が強いです。
あちこちから拾ってきたよさそうな表現の寄せ集めと言えないこともないかも。

でも、まずはこれで良しとしたいところ。
この積み重ねが糧になる(=翻訳力向上)と思って、継続していけばいいかなと思っています。


一つ感じることは、

英文法の習得と調査力(の向上?)は、本当に大事だなあということ。

訳文に使えそうな表現を探すにも、見つけた言い回しのうちどれが良いものなのかを判断し、どれを採用するかを決めるのにも、英文法などの英語の知識がものをいう。

知らない分野についての翻訳であっても専門家に負けないくらいの理解が必要で、
そのために必要なのは、いかににその分野について調べるか、いかに有益な情報を見つけられるか。これは調査力がものをいう。

でも、それだけじゃ、全然足りない。

足りないのは、知識量。(そして、時間!)

そんなわけで、医療分野の参考書や本を、読みやすそうなものからどんどん読んでいこうと思います。

まずはとにかく読み終えなくてはいけないのは、この本。

購入したものの、なかなか先に進めていないのですが、まずはこれを読み終えなくてはと思います。
ここに書かれているのは、基本中の基本なのでしょうね。

そして、今回購入したのはこの本です。

本屋さんで見つけた本で、帯には「ボケとツッコミで病気の仕組み」、「本邦初の笑って読める病理学の教科書」とあるのがとても気になり、思わず購入してしまいました。

そもそも今、「病理学」の知識が必要なのかどうかわかりませんが、明日のお昼休みから読んでみようと思います。


翻訳とは全く関係ないお話ですが、おまけ話を1つ。

先日、出勤時に車に乗ってメガネをかけようとしたところ、メガネが真っ二つに割れてしまいました。

疲労骨折のようです。

私は普段はメガネもコンタクトも使っていないのですが、車の運転の時だけはメガネをかけています。

メガネなしでは運転するのはかなり怖いので(先月更新した免許証には、メガネの記載なし)、行きだけはメガネなしで慎重に運転し、帰りがけに地元のショッピングモールに寄って新しい眼鏡を購入してきました。

今は即日作成してもらえるので、とても助かりますね。

プラスチックの一番お手頃な価格のものを選んだのですが、大好きな「赤」色のフレームな上にサイドフレームのお花柄がかわいくて、かなり満足です。

ちょっと疲れ気味だったのですが、テンションが一気に上がりました。

さあ、日曜日ももうすぐ終わりです。
明日から新しい1週間が始まります。
元気よく、頑張りましょう。