significant(significantly)って紛らわしい?

翻訳の仕事と日英・英日のチェックの仕事を始めた時から、気になった文法事項や単語、よく見かけるミスなどを、ノートに書きとめています。

いつかブログに書いてみようと思いつつもなかなかできずにいたのですが、整理も兼ねてこのカテゴリーでいくつか取り上げていきたいと思います。

今回は、significant(significantly)についてです。

通常の意味でsignificant(significantly)を使う場合は、「重要な、顕著な(著しく)」などといった意味で使うことが多いと思うのですが、この単語のもう一つの意味を、半年ほど前という、比較的最近になってから知りました。

それは、統計用語としての「有意な(有意に)」という意味です。

医療英語専門の方は「今さら何を・・?」と思われるかもしれませんが、統計とは縁のない世界にいた者としては、「有意な」という意味でsignificant(significantly)を使う機会はこれまでなかったのです。(辞書に訳が載っていることは知っていましたが、使う機会もなく、統計用語だということも知りませんでした。)

半年ほど前に医療英語の和訳チェック(訳抜けがないかのみのチェック)を受けた時に初めて知りました。(そして、統計って面白いなと思いました。)

その後も医療系の翻訳チェックの機会が時々あったのですが、significantがいつも「有意な」という統計学的な意味で使われるとも限らず、微妙なこともあったりして、迷うことがありました。
特にsignificantly differentなどと副詞として使われるとどっちの意味か悩みそうです。
実際の案件でも明らかにまぜまぜで訳されている翻訳に出会ったこともあるので、迷っている方はいらっしゃるのではないかと思います。

明らかに統計の話をしているのであればstatistically significantと常にstatisticallyを付けるとか、統計以外の意味で使う場合にはsignificantではなく他の語を使えば、誤解を招くこともなくなるだろうに、と思ったりもします。

・・・そんな風に考えてしまうのは、統計学が分かってないからかもしれませんね。
統計学についても勉強も落ちいたらしてみようと思います。

そして、今後医療系の文書を読む時に、統計用語として使われない「 significant」がどんなふうに使われているのかについても注目していきたいと思います。


そうそう、先日アップした「上位互換・下位互換・後方互換・前方互換」の件ですが、今、後編を編集中です。

でも、書いているうちに、なんだかこんがらかってきて、前半に書いた内容があっているのかどうかわからなくなってきました。

そういう時は、しばらく寝かせておきましょう。

少し落ち着いてからまとめてみようと思いますので、少々お待ちください・・。

それでは、皆様、よい週末を!